ルミナス社のフォトフェイシャル治療の登場以降
安定した人気を誇っているのが
光照射によるシミ治療です。
現在は、ルミナス社だけでなく
いろいろなメーカーから
光照射治療機器が発売されていますので
まとめの解説をしておきます。
レーザーの波長は一定です。
例えば、脱毛で使用されている
ジェントルレーズ(アレキサンドライトレーザー)は
波長が755nmとなっています。
これに対して、光の波長は幅があります。
例えば、580nm~980nm というようになります。
レーザーは、真っ直ぐ進むので
1点集中照射で強力な治療というイメージ。
光は、広がってしまうので
穏やかな治療というイメージ。
だからこそ、光治療では
短い波長でのシミ治療が可能になると思われます(後述)。
波長によって、肌の反応が違ってきます。
シミ除去に有効な波長(メラニン色に反応する波長)
赤ら顔に有効な波長(ヘモグロビン色に反応する波長)等。
従って、光治療では、
通常、複数のハンドピースが用意されています。
分類すると以下のようになります。
1:シミ治療用
2:薄いシミ治療用(1よりも反応するタイプ)
3:赤ら顔用
4:にきび治療用
5:脱毛用
ここでは、美肌治療で一番重要な
シミ(メラニン)治療を中心に解説します。
波長の数値が低いほどメラニン(茶黒色)に反応します。
これは何を意味しているのかというと
数値が低い(短い)ほどシミに効果的ということです。
実際に、光によるシミ治療で行われている
具体的な波長数値でいうと
500nm 前後がシミ治療での低い数値となります。
波長の数値が高い(長い)ほど皮膚内部に熱が届きます。
これは何を意味しているのかというと
深い部分にあるシミには
波長の高い機器が有効ということです。
まずは、どのようなハンドピース(ヘッドやチップ)が
用意されているかを確認します。
複数あるのが望ましいです。
クリニックによっては、
1つのハンドピースしか使用しないところもあります。
確認しておくとよいでしょう。
次に、その中に波長の低いヘッドがあるか確認します。
(500nm 前後の波長が使われています)
これは、必ずしも必要ではありませんが
薄いシミなど強めに治療したい場合には必要となります。
但し、波長の低いヘッドで必ず取れるというわけではないので
注意してください。
なお、にきび治療では、400nm くらいの
低い波長が用いられることがありますが
これは、非常に低い熱量での照射となるので
シミ治療とは分けて考えてください。
以下、光治療ごとにまとめておきます。
フォトフェイシャル(ナチュライト)には
3つのヘッドによる治療が可能です。
560nm~ヘッド
590nm~ヘッド
640nm~ヘッド
フォトフェイシャルファースト(ルミナスワン)では
7つのヘッドによる治療が可能です。
515nm~ヘッド
560nm~ヘッド
590nm~ヘッド
615nm~ヘッド
640nm~ヘッド
695nm~ヘッド
755nm~ヘッド
なお、ヘッドのことを
カットフィルターということもあります。
これは、例えば、560nmヘッドなら
このヘッドは、560nm 以下の波長を
カットしていますということです。
フォトRFでは
2つのヘッドによる治療が可能です。
SRヘッド(580nm~)
SRAヘッド(470nm~)
SRAヘッドは、シミ治療として
非常に強力なヘッドです。
フォトブライト治療として
アキュチップとライムライトがあります。
アキュチップは、
500~635nm という非常に限定された波長で
照射するのが特徴です。
レーザーのようにポイント照射で
使われています。
ライムライトは、
520~1100nm の波長。
顔全体に照射できます。
アイソレイズでは
3つの波長による治療が可能です。
(3つのチップがあります)
400nm チップ(にきび治療に使用)
530nm チップ(シミ・赤ら顔・脱毛に使用)
580nm チップ(濃い毛の脱毛に使用)
エリプスフレックスPPTでは
4つのヘッドによる治療が可能です。
美肌目的としては
530~730nm の波長と
555~950nm の波長が使われています。
脱毛目的としては
600~950nm の波長があります。
フォトシルクプラスは
550~950nm の波長。
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