どのような機種なのか?

レブライトは、メドライトC6の
上位機種になります。
(日本では、2013年末の登場です)

メドライトC6をベースに
大きく2つの特徴が追加されています。

1つは、ダブルパルス照射。
もう1つは、4つの波長です。

レブライトの基本情報

メーカー:サイノシュア社(注)
機種名:レブライトSI
波長:1064nmと532nmと585nmと650nm
パルス幅:Qスイッチ

ビームプロファイル:ガウシアンとトップハット
その他:ダブルパルス可能。

(注)
もともとメドライトC6は
ホヤコンバイオ社からの
発売でしたが(代理店JMEC社)
サイノシュア社が買収しました。
なお、レブライトについては
直接サイノシュア社が扱うそうです。

特徴1:ダブルパルス(PTP)

ダブルパルスは
ほぼ同時に2発打ちます。
皮膚表面に一定の変化が生じる前に
2発目を打っているとのこと。
これにより実際には2発打ちでも
1発として考えます。

分かりやすくいえば
0.5発+0.5発=1発と考えます。

同じくダブルパルスが可能な機種には
トライビームプレミアムがありますが
元祖は、レブライトになります。

特徴2:波長の多さ

一般に、Qスイッチヤグレーザーでは
1064nmと532nmの2波長ですが
レブライトではさらに
585nmと650nmが使えます。

同じ4波長が使える機種としては
フォトナQX MAXがありますが
元祖は、QX MAXです。

肝斑治療とダブルパルス(PTP)

ダブルパルスの点ですが
いまいちよくわかりません。

同じくダブルパルス機能がある
トライビームプレミアムでは
肝斑治療が念頭にあることは
明確なのですが

レブライトでは明確になっていません。
やはりアメリカでは、肝斑よりも
刺青除去が第一だからでしょうか?

レブライトと肝斑の補足情報

その後、レブライトによる肝斑治療が
日本で行われるようになりましたが
結果としては、非常に有効です!

但し、当初、考えられてきた
ダブルパルスの効果ではなく
シングルパルスの通常モードで
良い結果が出ているようです。

レブライトによる肝斑治療の症例写真

肝斑治療で重要な要素と評価

1:安定した照射密度
2:きれいなトップハット
3:照射径
4:具体的パルス幅

レブライトは
1は、不明
2は、特に問題なし
3は、最大で8.5ミリ(大き目)
4は、5~20nsと短め

評価としては
1は、どうなのかという点と
ダブルパルスでどうなるのかという点の
情報待ちとなります。

【補足情報】
良い結果が出ているので
問題ないと思われます。

刺青除去

4波長使えるので
刺青除去には適した機種となります。

ただ、サイノシュア社には
ピコ秒レーザーのピコシュアという
凄い機種が発売されているので
追加された2波長が刺青除去で
どれだけ結果を残せるかだと思います。

しみ治療

Qスイッチ1064nmやQスイッチ532nmを
使用することができます。
ただ、ルビーやアレキがあるなら
1064nmは、あまり使われません。
532nmは、薄く浅いシミ等で
使いやすいと見ています。

肝斑治療関連

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