どのような機種なのか?
スペクトラは
ルートロニック社のレーザーで
主に、シミ治療、肝斑治療、
刺青除去、赤ら顔治療で使用されます。
以下、簡単に特徴を解説しておきます。
スペクトラの基本情報
メーカー:ルートロニック社
機種名:スペクトラ
使用波長:1064nm+532nm
パルス幅:1064nm(Qスイッチ・ロング)
パルス幅:532nm(Qスイッチ)
スペクトラは
マックスピールと呼ばれる治療機種の
後継機という位置づけです。
スペクトラVRM
スペクトラVRM2
スペクトラVRM3
スペクトラ
ルートロニック社では
スペクトラVRM3も含めて
「ルートロトーニング」として
扱っているようですが
美容皮膚科ナビでは
スペクトラVRM3を
マックスピール3としてまとめているので
ルートロトーニングとしては
スペクトラのみを取り上げています。
注意:
公式ページを見ると製品名は同じでも
機能がバージョンアップされています。
http://www.international.lutronic.com/spectra
オプションですが
コリメーションが使えたり
585nmと650nmもあります。
ただ、現在日本に導入されている
スペクトラは、その前のものです(2013年末時点)。
同じ名前でも機能が違うので注意してください。
主な使われ方
1:肝斑治療(ルートロトーニング)
2:シミ治療
3:刺青除去
4:赤ら顔治療
肝斑治療
QスイッチNdヤグレーザー(1064nm)で
その照射タイプがトップハットであれば
肝斑治療が可能となります。
(低出力で照射していきます)
スペクトラも
その条件を満たすので肝斑治療が可能です。
スペクトラの場合は
「ルートロトーニング」と呼ばれています。
肝斑治療で重要な要素と機種評価
1:安定した照射密度
2:きれいなトップハット
3:照射径
4:具体的パルス幅
ルートロトーニングは
1は、不明
2は、特に問題なし
3は、~8ミリ
4は、5ns~と短め
最新のバージョンアップ機種では
コリメーションのハンドピースもあり
1はクリアしています。(7ミリ径)
2013年末時点では日本には
最新バージョンは入ってきてないと思うので
注意してください。
シミ治療
Qスイッチのポイント照射で
ADMなどのシミ治療が可能。
その他、レーザーピーリング施術も可能。
ショートパルスによるルートロピール、
ロングパルスによるスペクトラピール、
両方を同日に行うデュアルピール。
刺青除去
刺青除去をレーザーで行う場合
パワーと波長が重要になりますが
スペクトラでは
1064nmと532nmが使えます。
最新のバージョンアップ機種では
585nmと650nmも使えます。
赤ら顔治療
ロングパルスのヤグが使えるので
赤ら顔治療も可能です。
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