どのような機種なのか?

トライビームは主に
シミ治療、肝斑治療、
刺青除去、赤ら顔治療で使用されます。

まずは、機種の基本を説明した後に
それぞれの効果を解説します。

トライビームの基本情報

メーカー:ジェイシス(Jeisys)社
機種名:トライビーム
波長:1064nmと532nm(Qスイッチ)
波長:1064nm(Quasi-Long)

主な使われ方

1:シミ治療
2:肝斑治療
3:刺青除去
4:赤ら顔治療

シミ治療

Qスイッチの1064nmと532nmで
シミ治療が可能です。

シミ治療ではガウシアン型の
照射が可能です。

肝斑治療

QスイッチNdヤグレーザーで
その照射タイプがトップハット型なら
肝斑治療に使える機種といえます。
(低出力で照射していきます)

トライビームもその条件を満たすので
肝斑治療が可能です。

なお、Qスイッチヤグの低出力照射は
美肌効果もあるので
メンテナンスとしても使えます。

刺青除去

Qスイッチの1064nmと532nmで
刺青除去が可能です。

刺青除去をレーザーで行う場合
波長とパワーが重要になりますが
トライビームでは
波長1064nmと532nmが使えて
1500mjという強い照射が可能です。

赤ら顔治療

これがトライビームの最大の
特徴になるかもしれません。

トライビームでは
波長1064nmでパルス幅が300マイクロ秒の
照射が可能となっています。
(GENモードでの照射)

【パルス幅について】 sec(秒)

msec(ミリ秒)

μsec(マイクロ秒)

nsec(ナノ秒)

一般に、ナノ秒がQスイッチレーザー
ミリ秒がロングパルスレーザーと呼ばれます。

GENモードの300マイクロ秒は
Qスイッチでもなく
ロングパルスでもないため
準ロングパルス・擬似ロングパルスと
呼ぶこともあります。
(Quasi-Long pulseは、その意味)

なお、この波長1064nmで
準ロングパルスを使った機種は
その他にも存在しています。

キュテラ社のジェネシスや
ルートロニック社のスペクトラなど。

では、トライビームの特徴は何か?
トライビームは他の機種に比べて
強く照射できるとのことです。
(ジェネシスと同等かそれ以上とのこと)

そうなると赤ら顔治療でも
期待できるのではないかと思います。

トライビームの上位機種

現在、トライビームの上位機種には
トライビームプレミアムがあります。

ダブルパルスが可能であったり
かなり進化しています。

肝斑治療関連

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