どのような機種なのか?

アレックストライバンテージは主に
刺青除去、シミ治療、肝斑治療で
使用されています。
肝斑治療は、スタックトーニングと
呼ばれています。

まずは、機種の基本を説明した後に
それぞれの効果を解説します。

アレックストライバンテージの基本情報

メーカー:シネロンキャンデラ社
機種名:アレックストライバンテージ
波長:755nmと1064nmと532nm
パルス幅:Qスイッチ(全て)
パルス幅:ロングパルス(755nmのみ)

主な使われ方

1:刺青除去
2:シミ治療
3:肝斑治療(スタックトーニング)

刺青除去

刺青除去をレーザーで行う場合
パワーと波長が重要になりますが
アレックストライバンテージでは
755nmと1064nmと532nmの3波長を
1台の機種で使用できます。
この点がメリットとなります。

但し、パワーはそれほど
強くないです。

シミ治療

755nmと1064nmと532nmの3波長は
それぞれメラニンに反応する波長で
しかもパルス幅はQスイッチなので
シミ治療には、どの波長も使えます。

炎症後色素沈着のリスクを
若干でも低くしたい場合には
532nm波長を使うこともあり。

肝斑治療

QスイッチNdヤグレーザー(1064nm)で
その照射タイプがトップハットであれば
肝斑治療が可能となります。
(低出力で照射していきます)

アレックストライバンテージも
その条件を満たすので肝斑治療が可能です。

そして、名前についてですが
一般的には、レーザートーニングと呼ばれていますが
いろいろややこしい問題があるので
メーカーごとの施術名で呼ぶことがあります。

アレックストライバンテージの場合は
「スタックトーニング」と呼ばれています。

なお、正確には特定の手法を用いるものが
スタックトーニングと呼ばれることに
なるのかもしれませんが、そうなってくると
もうわけがわからなくなるので
美容皮膚科ナビでは
アレックストライバンテージを用いた
肝斑治療を「スタックトーニング」として扱います。

肝斑治療で重要な要素と機種評価

1:安定した照射密度
2:きれいなトップハット
3:照射径
4:具体的パルス幅

スタックトーニングは
1は、不明
2は、特に問題なし
3は、5ミリ(小さい)
4は、50ns~と長め

パルス幅が長いのが特徴です。
他の条件が同じならパルス幅が長い方が
弱く打てることになります。

肝斑治療の補足

アレックストライバンテージと同じく
シネロンキャンデラ社から発売されている
アレックス2によるトーニングも
スタックトーニングと呼んでいるようです。

アレックス2は、755nm波長だと思いましたが Ndヤグの1064nmも使えるのか不明。

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