どのような機種なのか?

ブリッジセラピーは
2009年に解説を書いたので
2013年現在では
情報がちょっと古くなっていました。

現在、どのような感じで使われているか
追加修正しておきます。

ブリッジセラピーが安い美容皮膚科はこちらへ

ブリッジセラピーの基本情報

メーカー:ルミナス社
機種名:アンコア
施術名:ブリッジセラピー
照射:炭酸ガスレーザー
波長:10600nm
タイプ:アブレイティブ(蒸散系)
ハンドピース:DeepFX と ActiveFX

DeepFX と ActiveFXを同日に行う治療を
「Total FX」といいます。

DeepFX

ニキビ跡治療では
ディープFXがメインとなります。

ディープFXは
照射径が数値で0.12ミリで
極細のレーザービームとなっています。

また、ディープFXは
ウルトラパルスによる照射なので
熱拡散はかなり抑えられています。
(蒸散+少しの熱凝固)

一般に深い位置の瘢痕を狙うと
出力も大きくなり熱拡散による
周辺組織へのダメージが大きくなりますが
このディープFXでは(熱拡散タイプに比べ)
深い位置の瘢痕を狙っても
ダメージはそれほど大きくなりません。

従って、深く厚い瘢痕のニキビ跡治療であれば
ディープFXは、おすすめできる機種になります。
アンコアに対するドクターの信頼度も
かなり高いといえるでしょう。
(性能面で悪い評価は聞かない)

ActiveFX

アクティブFXは
ディープFXに比べると太いビームなります。
(数値上は1.3ミリです)

一般に、照射径は小さければ小さいほど
ダメージは少ないことになるので
(最終的には照射密度や熱拡散等の総合判断)
アクティブFXによるダウンタイムは
ディープFXに比べると長くなります。
滲出液もかなり出るようです。

ターゲットは主に浅い部分です。
表皮、真皮の上層がターゲットです。

Total FX

トータルFXは
ディープFXとアクティブFXを
同日に施術する治療になります。
いわば「表皮」「真皮上部」「真皮下部」を
一気に治療しようというものです。

なお、美容皮膚科ナビでは
ニキビ跡の凹みが深いような場合には
まずは凹みを盛り上げていくことを
優先したほうがよいと思うので
いきなりのトータルFXは
おすすめしません。

ニキビ跡の改善効果

ダウンタイムの点から考えると
照射径が小さい+熱拡散が少ないので
重度のニキビ跡治療には
おすすめできる機種といえます。

美肌効果

ディープFXを使って
美肌治療を行うことも可能です。
(もちろん弱い照射となります)

使用している炭酸ガスレーザーは
皮膚に穴をあける蒸散系のレーザーです。

皮膚に小さな穴をあけると
自然にその穴は閉じていきます。
その際に若干皮膚が引っ張られます。
その意味での美肌効果はあります。

ただ、美肌治療においては
ある程度、熱拡散をさせたほうが
より効果的と言われているので
アンコアよりもエコツーなどのほうが
いいのかもしれません。

機種比較

フラクショナルCO2レーザーが
2009年に登場しますが
当時、導入されていた機種は
このアンコアとエコツーがほとんどで
この2種がよく比較検討されていました。

大きな違いとしては
アンコアの方が熱拡散しないことと
アンコアの方が機種購入費用が高いことですかね。

全国のブリッジセラピー関連情報

ブリッジセラピーの解説

掲載最安値(通常料金)

ニキビ跡治療で使用される機種の
掲載最安値を紹介します。

CO2フラクショナルレーザーの掲載最安値

以上がメジャーなCO2フラクショナルレーザーとなります。それ以外の機種はマイナーな機種なので性能に注意が必要です。

エルビウムヤグレーザーの掲載最安値

エルビウムヤグフラクショナルは、CO2フラクショナルレーザーよりもダウンタイムが短くなります。 この中では、キング・オブ・レーザーと呼ばれているサイトン社のヘイローとプロフラクショナルが高性能で有名です。 なお、パールフラクショナルは、2790nmなのでエルビウムヤグではないですが、ここで扱います。

その他フラクショナルレーザーの掲載最安値

この中なら、フラクセル3が高性能でおすすめです。あと、スターラックス1540xDレンズもおすすめです。

全国のニキビ跡治療関連情報

症例写真

スポンサードリンク

スポンサードリンク

上に戻る