スキンケア用品分類

スキンケア用品は、
長期使用の効果の点から
4つに分類することができます。

4つの分類

1グループ:
抗酸化・保湿など、
肌にプラス作用があり
使い続けても問題がないもの。

2グループ:
プラスとならなくても
使い続けて問題のないもの。

3グループ:
特定の皮膚疾患を治療するために
使用するべきものだが
使い続けることは推奨されないもの。
つまり、一時的にはプラスだが
マイナスになりうるもの。

4グループ:
それ以外のもの(マイナスなもの)

ニキビ治療のスキンケアは、
上記3グループに該当する製品が
多いのが特徴です。
ニキビを治すのには有効だけど
使い続けるようなものではないという
スキンケア用品です。

肌の乾燥に注意

ニキビ治療では、肌が乾燥しやすい
スキンケア用品を使用する人が
多くいますが注意が必要です。
(上記3グループに該当するケア用品)

そのようなケア用品は
皮脂を抑制する目的で使うわけですが
使い続けていると肌が
カサカサになってしまう人がいます。

皮脂抑制=皮膚表面の乾燥と
考えられがちですが
皮脂を抑制しても皮膚表面の潤いを
保つことは可能です。

肌の乾燥が続くことの問題点は
肌質の低下があります。
肌質というのは
肌の潤いとか弾力とかの
総合的な状態をいいます。

スキンケア用品は、
将来の肌の状態のことも考えて
選んでいくべきなので
肌が乾燥しやすいスキンケア用品は
おすすめできません。

肌の硬さに注意

これも皮膚の乾燥に関連しますが
ニキビ治療・対策をするうちに
皮膚表面が硬くなってしまう人がいます。

これは、保湿・抗酸化対応している
スキンケア用品を使うことで
防げると考えています。

ぜひとも皮膚の柔らかさが保てる
スキンケアを実践しましょう。
凹凸ニキビ跡の予防にもなると思いますよ。

プロアクティブについて

頻繁にテレビCMをしてますよね。
これは避けては通れない問題だと
思いますので
プロアクティブに対する意見を書いておきます。

位置づけとしては家庭用のピーリング
といったところでしょうか。

評価についてですが、
体験談の多くの意見として
「肌の乾燥」が言われています。
これは、洗顔後にローションや
クリームをつけても
起こるようなので
スキンケア用品分類としては、
上記3グループに該当するものと
考えています。

ニキビ治療の全体像を見た上で
あくまでも一時的に使うものという
認識があるならば
使用してもいいと思います。

ただ、似た効果の得られる治療が
健康保険で受けることも可能です。
(ディフェリン治療)
治療費を安く抑えることができたら
スキンケア用品に使えるお金を
まわすこともできます。

なので、私の意見としては
プロアクティブを使うなら
皮膚科でディフェリン治療を
受けることをおすすめしたいです。

美容皮膚科ナビの立場

美容皮膚科ナビでは、
ニキビ治療においても
将来的にプラスとなるケア用品を
メインで使うべきと考えます。
(上記1グループ

以後に説明する
洗顔料や洗顔後スキンケア用品も
この基準を重視して判断していきます。

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