検査を受けてニキビ原因を調べる
ニキビは多因性の病気なので
その原因の特定は難しくなります。
通常は、日常生活において
ニキビ原因として怪しいものを
避けることから始めます。
それで改善することもありますが
日常生活からは気が付きにくいことが
ニキビ原因となっていれば
改善していきません。
そこで、ここでは
検査によって、ニキビ原因はないか
調べる方法について解説します。
男性ホルモン血液検査
女性で男性ホルモン値が高いと
皮脂が多く出ることがあり
ニキビ発生につながることがあります。
それを疑うのであれば
男性ホルモンの血液検査が
原因探しに有効となります。
男性ホルモン値が高い場合には
低用量ピル内服によるニキビ治療や
スピロノラクトン内服によるニキビ治療を
検討することになります。
なお、男性ホルモン値が正常でも
ホルモン療法が有効になることがあるとのこと。
すると、男性ホルモン血液検査は
念のために調べておく程度でも
良いのかもしれません。
詳しくは、
ホルモンバランスについて
男性ホルモン血液検査の料金
ニキビ原因を調べる目的だと
自費診療となるので
クリニックによって料金が違います。
また、女性ホルモンも調べる等
どこまで総合的に調べるかで
料金は違ってきます。
数千円~数万円となります。
多嚢胞性卵巣症候群検査
最近、不妊治療で話題になることの多い
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)ですが
ニキビ原因としても指摘されています。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は
その判断基準の1つに、前述した
男性ホルモン値の高さがあります。
もし排卵障害・月経異常がある場合には
最初から、多嚢胞性卵巣症候群を
疑ってもよいでしょう。
検査としては、
男性ホルモン血液検査や
エコーで特有の形状があるか確認です。
治療方法については
症状に合わせてということになります。
詳しくは、
インスリン抵抗性・多嚢胞性卵巣症候群について
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