キュテラ社のピコ秒レーザー
エンライトンとは、
キュテラ社製造の
ピコ秒レーザーです。
基本的な情報をまとめておきます。
公式ページ
公式ページ:エンライトン
公式ページ:エンライトン(日本語)
パルス幅について
公式ページを見ると
750psとなっています。
また、ナノ秒になりますが
2nsという非常にパルス幅の短い
Qスイッチレーザーも可能です。
波長について
波長は、Ndヤグレーザーで
1064nmと532nmが基本です。
オプションですが
現時点では(2016.7)
公式ページに情報はありません。
【補足】
いつの間にかエンライトン3となり
670nmも使用可能になったようです。
そもそもエンライトン2が
何なのかよくわかりませんが。
その他スペック
最大出力は
1064nmで600MJ
532nmで300MJ
670nmで125MJです。
照射径は、2~8ミリ。
日本でのエンライトン導入具合
ピコレーザーの使用目的は
刺青除去とシミ・肝斑等の美肌系に
大きく分けることができます。
一番最初に登場したピコシュアは
刺青除去目的が多かったですが
エンライトンは美肌目的が多そうです。
エンライトンと刺青除去
刺青除去については
どのピコレーザーも
当初の評判ほど結果が出ていません。
まず、治療回数についてですが
大幅に減っているようには見えません。
また、カラー刺青についてですが
こちらも前評判ほど綺麗に
除去できていません。
結局、ピコになっても
どうやら複数波長が必要だよね
という流れに最近なっています。
エンライトンは2波長のみなので
今後、新たな波長が
出てくるかもしれませんね。
ちなみに、ピコシュアは
755nm+532nmが
使えるようになっています。
ピコウェイは
532nm+1064nmだけでなく
785nmがオプションで
使えるようになります。
このあたりの話については
ピコシュアの解説で詳しく述べています。
エンライトンと美肌治療
既に行われていますね。
ピコ―トーニングです。
ピコジェネシスと呼ぶことがあります。
ピコレーザーと美肌治療については
ピコウェイの解説で詳しく述べています。
【補足】
エンライトン3となり
ピコフラクショナルも可能となったようです。
名称は、マイクロレンズアレイ(MLA)で
1064nmの波長を使います。
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