マイクロシェーバー法とは
まず名称についてですが
公式な名称はありません。
ストライカー社製の
フォーミュラシェーバーシステムを使い
わきが治療を行う方法を
各クリニックが様々な名前をつけて
呼んでいます。
クアドラカット法とか
マイクロシェーバー法など。
美容皮膚科ナビでは
マイクロシェーバー法として
以後、説明していきます。
比較の対象
基本的に保険手術となる剪除法が
比較の対象となります。
保険が使えると、3割負担で
両脇で5万円程で手術可能です。
マイクロシェーバー法は
基本、自由診療ですから(後述)
剪除法と比べてメリットがなければ
選ぶ理由はないことになります。
治療方法は?
0.5~1センチ程、
1箇所or2箇所、切開します。
そこに、先端に回転するカッターがついた
棒状のものを挿入して治療します。
アポクリン腺を吸引しながら削り取ります。
削り取ったアポクリン腺は
吸引されて外に排出されます。
どれだけの量が取れたかを確認できます。
切開線の比較
マイクロシェーバー法の方が
切開線が短いので
剪除法よりもメリットありです。
ただ、最終的には、切開線が
目立つか否かが重要になります。
剪除法でも目立たないこともありますし
マイクロシェーバー法でも目立つこともあります。
(体質や、術後管理が影響します)
一般論としては
マイクロシェーバー法の方が
目立たなくなることが多いと言えるでしょう。
術後のダウンタイムはどうか?
マイクロシェーバー法は、
圧迫が3日程必要です。
剪除法だと、
圧迫が1週間程必要なので
かなり楽になります。
これも剪除法よりもメリットありです。
手術後の色素沈着
マイクロシェーバー法の方が
軽くなります。
これも剪除法よりもメリットありです。
アポクリン腺除去の確認
剪除法は、皮膚を裏返して
直接見ながら除去していくので
マーキングした範囲で
アポクリン腺が除去できたかを
客観的に確認することが容易です。
一方、マイクロシェーバー法は
刃で削って吸引するので
どれだけ取れたかという
アポクリン腺の量は確認できますが
綺麗に取れているかについては
客観的に確認することが難しいです。
この点では、剪除法の方がメリットありです。
但し、剪除法であっても
通常は、アポクリン腺が綺麗に除去できたかを
写真等で患者さんには見せないので
適当に除去をすれば取り残しは生じます。
手術時間が短すぎるところは注意です。
また、マイクロシェーバー法でも
丁寧に時間をかけて除去していけば
取り残しは、ほとんどなくなります。
アポクリン腺除去の範囲
手術前にマーキングする範囲ですが
通常、わき毛が生える部分です。
剪除法の場合は
範囲を広げ過ぎて大きく切開すると
皮膚が癒着しにくくなったり
(皮膚壊死につながります)
問題が生じやすくなります。
この点、マイクロシェーバー法は
切開するところが小さいので
マーキングの範囲を広げやすく
攻めの治療が可能です。
つまり、剪除法よりも広範囲から
アポクリン腺を除去することも
可能ということです。
この点がマイクロシェーバー法の
大きなメリットといえそうです。
料金はどうか?
剪除法という手術方法なら
保険が使えることがほとんどなので
支払う金額は5万円程になります。
マイクロシェーバー法の場合には
基本的に自由診療になります(注1)。
だいたい25~35万円くらいです。
(注1)
マイクロシェーバー法でも
保険が使えるクリニックがあるにはありますが
ホームページ等には書いていないことがほとんどです。
見つけるのは難しいと思うので
基本的に自由診療と考えておきましょう。
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マイクロシェーバー法の解説
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わきが治療系の
掲載最安値を紹介します。
わきが保険適応手術
わきが保険適応手術の場合、両脇で3割負担なら総支払は約5万円となります。
基本的にどこでも同じ料金なので、わきが保険適応に力を入れていそうなクリニックを取り上げています。
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