どのように再発を防いでいくか
ワキガの手術をしたものの
ニオイが取れない場合があります。
わきが手術の中で
一番、確実と言われている
剪除法でも、それはありえます。
剪除法とは
ワキガの剪除法というのは、
脇の皮膚を切開し皮膚を裏返して
アポクリン腺を直視しながら
それを切り取っていく手術です。
ワキガ臭の原因は
アポクリン腺からの分泌物なので
アポクリン腺さえ取ってしまえば
ワキガ臭は問題のないレベルまで
減っていきます。
剪除法で再発する場合
しかし、剪除法を受けた後でも
ワキガ臭が減っていないと感じる
患者さんが存在しています。
考えられることは
・アポクリン腺除去の範囲が狭い
・アポクリン腺の取り残しが多い
アポクリン腺除去の範囲が狭い場合
アポクリン腺の量や範囲は
個人差があると言われているので
その範囲が広い人の場合には
通常の切開範囲では
除去範囲が狭くなることがあります。
また、単純に除去範囲が
狭かった場合も考えられます。
アポクリン腺の取り残しが多い場合
アポクリン腺を直視しながら
その除去を行う剪除法では
取り残しはあまり考えられませんが
丁寧に時間をかけて除去してないなら
取り残しはありえます。
以下、再発を防ぐには
どのようにすればよいか考えます。
対応策1:施術時間をチェック
同じ剪除法でも
先生によって時間のかけ方が
違っています。
保険適応で行う手術であれば
もらえる料金は同じです。
それならなるべく早く終わらせようと
考える先生がいてもおかしくありません。
従って、狭すぎる除去範囲や
取り残しを少しでも防ぎたいなら
施術時間をしっかりと取ってくれる
クリニックを選ぶとよいでしょう。
丁寧に除去してくれるクリニックだと
長いと90分~120分もあります。
(一人で手術する場合)
ブログなどで施術時間の情報を
書いているクリニックもあるので
参考にするとよいでしょう。
対応策2:写真でデータに残す
アポクリン腺が除去された
脇の皮膚裏側の写真を
撮って見せてくれるクリニックもあります。
現在、このような面倒なことを
してくれるクリニックは
ごく一部しかありませんが
非常に有意義なものになります。
写真対応してくれるクリニック
あくまでも希望があればみたいですが
アポクリン腺が除去された写真を
見せてくれるクリニックの例。
写真でデータに残すメリット
アポクリン腺が除去された写真は
一定の範囲においては
アポクリン腺が存在していないことを
証明するものになります。
従って、もしも術後に
ニオイが残っていると感じる場合は
その原因が限定されてきます。
これが大きなメリットとなります。
【考えられる原因1】
除去した範囲外にもアポクリン腺が
残っている可能性があります。
ただ、有毛部の範囲で
アポクリン腺を除去出来ていれば
ワキガ臭は大幅に減少しているはずです。
これは間違いないことです。
仮に残っていたとしても
汗が大量に出てくる場所ではないですし
市販品のケアでも充分に対応ができます。
(自宅で出来るワキガ対策ページへ)
【考えられる原因2】
ワキガ以外のニオイの可能性も
出てきます。
これについては
ワキガ手術後のニオイを見てください。
ワキガ手術する時期について
成長過程にあると思われる年齢だと
手術をしても再発するおそれがあると
言われることがあります。
中高生の方は
ドクターとよく話し合った上で
どのようにするか判断しましょう。
掲載最安値(通常料金)
わきが治療系の
掲載最安値を紹介します。
わきが保険適応手術
わきが保険適応手術の場合、両脇で3割負担なら総支払は約5万円となります。
基本的にどこでも同じ料金なので、わきが保険適応に力を入れていそうなクリニックを取り上げています。
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