ホクロをくり抜く方法
ほくろ除去の簡単な方法として、
くり抜きがあります。
簡単な方法ですが
導入しているクリニックは
それほど多くありません。
くり抜きの方法
筒状の器具(パンチ・トレパン)を使用して
ホクロの直径とほぼ同じ範囲で
丸く、くり抜きます。
くり抜いた後に
巾着状に縫合する場合(巾着縫合式)と
そのままキズがふさがるのを待つ場合があります。
(オープントリートメント式)
対象となるホクロ
メス切開縫合の場合には
どんなホクロでも基本的に除去可能です。
これに対して、くり抜きの場合には
ホクロの大きさに制限があります。
その制限については
クリニックごとに違っています。
だいたい直径5ミリくらいを
限度としているようです。
術後の経過
くり抜いた部分を縫わない場合には
皮膚内部がむき出しになっているので
その管理が大切になります。
創傷被覆材を貼り
湿潤環境を保つなどの管理です。
(1~2週間くらい)
顔の場合には創傷被覆材を貼る期間を
予めスケジュールに入れておきましょう。
ホクロ除去後の見た目
メス切除縫合のような切開線ではなく
円形の凹みになります。
小さくて浅いホクロであれば
ほとんど目立たない凹みとなることが多いですが
(一時的に凹んでも回復する)
深く除去すれば凹みが目立つことがあります。
大き目のホクロは
無理にくり抜きで除去しない方が
いいと思いますよ。
病理検査
くり抜きでも病理検査は可能です。
ただ、悪性を疑うのであれば
メス切開縫合で少し大きめに
除去しておくのがよいと思います。
深く切り取ることもできますし。
再発について
どこまで深く除去するかとかも
影響すると思いますが
基本的には、メス切除縫合と
それほど再発率は変わらないと思います。
ただ、レーザー除去よりは
再発の可能性は低いといえるでしょう。
健康保険使えるか
当然、ホクロの大きさや形が影響しますが
保険で除去しているクリニックはあります。
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2-3.
高周波メス・電気メスによるホクロ除去
ほくろ除去が可能なクリニック
ほくろ除去の解説一覧
1-1.
ほくろ除去の手段による分類
2-1.
メス切除縫合によるホクロ除去
2-2.
くり抜きによるホクロ除去
2-3.
高周波メス・電気メスによるホクロ除去
2-4.
炭酸ガスレーザーによるホクロ除去
2-5.
エルビウムヤグレーザーによるホクロ除去
2-6.
色反応系レーザーによるホクロ除去
2-7.
ホクロを薄くする方法
3-1.
悪性のホクロの基準について
3-2.
ダーモスコピーとダーモスコープ
4-1.
ほくろ除去と保険適応
4-2.
保険診療料金と自由診療料金の目安
5-1.
ほくろ除去の症例写真
5-2.
ほくろ除去の症例動画
6-1.
ほくろ除去後の管理・アフターケア
6-2.
ほくろ除去に関するいろいろ